お客様に安心して来院していただく為に
- 1.新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、当院ではスタッフの体温管理、院内のアルコール消毒、換気、加湿など予防対策を行っています。
- 2.お客様の健康と安全を配慮し感染予防対策としてマスクを着用させて頂きます。ご理解のほどよろしくお願いします。
- 3.お客様にも手指消毒をお勧めしております。また、微熱、倦怠感などの症状がある場合は施術をお控え頂くこともありますのでご了承ください。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のためご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
自律神経失調症


自律神経失調症の症状

自律神経失調症とは、身体的症状やからだの不調の自覚があるにもかかわらず、検査をしても器質的に他覚的にも異常の見られない状態を言います。
私たちの身体は「自律神経」という神経の働きによって無意識のうちに心臓や胃腸を動かしたり、呼吸をしたりする事によって健全な生命活動を維持しています。(生命維持のための生理的状態を一定に保つことをホメオスタシスといい、呼吸・循環・消化・代謝・体温調整等のコントロールをつかさどります。)自律神経には「交感神経(活動)」と「副交感神経(休む)」があり、身体をシャキッと目覚めさせて活発な活動を促す交感神経、夜になると自然と眠くなり身体を休ませようと働くのが副交感神経です。二つはタイミングよく切り替わりながら一日を通してバランスを取っています。 ですが、精神的・身体的に過度のストレスが加わると、この自律神経に関わる各器官の調子が悪くなってしまい様々な症状が体にあらわれます。
自律神経は生命を維持する自動制御装置であり、自分の意思でコントロールすることは出来ません。意識的に脈拍を速くしたり遅くしたりすることが出来ないのは、自律神経の働きによりコントロールされているからです。身体のあらゆる器官は交感神経と副交感神経により、タイミングよく切り替えスイッチが働きコントロールされています。激しいスポーツを行えば活動状態ですから交感神経優位で活発になり、全身に血液を送るために心拍数は上がり呼吸は速くなります。
逆に、少し暗めの部屋で身体の力を抜き心地よい音楽を聴いていれば心拍数は落ちつき、ゆっくりした呼吸になります。このように場合に応じて交感神経・副交感神経が交互に働くのです。しかし、ここで一つ問題になるのが自律神経は非常にデリケートであり、二つの切り替えスイッチがストレス(骨格的・精神的・環境的・化学的ストレス)により影響を受けてしまい、上手に機能しなくなってしまうのです。この切り替えスイッチが上手く動かない状態を「自律神経失調症」といいます。自律神経は全身のあらゆる器官に影響を及ぼしてしまいます。このことによって身体の様々な不調を訴える原因になり、検査を受けても原因が分からない=自律神経失調症 という診断に繋がってしまうのです。
症状は様々
- ■ めまい
- ■ ほてり
- ■ 動悸
- ■ 冷え
- ■ だるさ
- ■ 倦怠感
- ■ 微熱
- ■ 不眠
- ■ 眠りが浅い
- ■ 眠気
- ■ 起床困難
- ■ 疲れやすい
- ■ 力が入らない
- ■ フラフラする
- ■ 立ちくらみ
- ■ 発汗
- ■ 震え
- ■ 頭痛
- ■ ドライアイ
- ■ 耳鳴り
- ■ 嚥下困難
- ■ 胃腸障害
- ■ 食欲低下
- ■ 下痢
- ■ 便秘
- などがあります。
自律神経失調症の施術
骨格調整
自律神経失調症になると交感神経が過緊張状態になり、血管が収縮して筋肉が緊張します。 また、副交感神経が働きづらくなることで内臓の働きも悪くなります。私達の考えでは、自律神経の施術には大きく分けると2つのアプローチがあると考えています。
A:自律神経のバランスを崩す4ストレスを適量へと減らすこと
(骨格の歪みストレス)(精神的ストレス)(化学的ストレス)(環境的ストレス)
B:自律神経の切り替えスイッチの微調整
の2つになります。簡単に言えば、“ストレス自体の解消”と“壊れてしまった自律神経切り替えスイッチの微調整”になります。
例えば、鍼灸では血液の循環を改善して筋肉を緩め、内臓の働きを整えます。からだの状態や症状に合わせて施術は異なります。耳鳴りであれば耳に関係したツボを用いるし、動悸であれば心臓に関係したツボを用います。鍼灸は症状に対して行う「対症療法」も可能です。原因がわからない病にも対応できるという利点があります。
他にも、骨格調整を行うことにより “骨格の歪み的ストレス” を減らす等の施術を組み合わせることにより、全身をよりリラックスさせ副交感神経を働きやすくすることで自律神経のバランスを整え、身体の自己治癒力・免疫力を高めて治癒に導きます。
※ 当施術の効果には、個人差があります。
自律神経失調症の対策方法
自律神経を整えるには規則正しい生活を心がけることが大切になってきます。適度な睡眠をとる、食事を三食とる、定期的に休養を取り気分転換することなどに気をつけましょう。また、自律神経失調症の方の多くは、身体を休ませて回復させる副交感神経が働きづらくなっています。なので、身体をリラックスさせて副交感神経を働かせやすくしましょう。勿論、視覚・聴覚・嗅覚等の感覚を通じて幅広い視点から取り入れていくこともおすすめします。

具体的には、空を見上げてゆっくりと深呼吸したり、好きな音楽を聴いたり、好きな香りに包まれて入浴することも良いですし、適度に運動すると、なお良いでしょう。特にオススメなのは深呼吸です。呼吸は自律神経が支配する機能の中で、唯一意識的に動かせます。呼吸の吐く息は副交感神経を優位にさせ、腹式呼吸や深呼吸を上手に行えば副交感神経を働きやすくさせることができます。
また、冷えは交感神経を緊張させます。夏の冷房、冬の底冷え等も天敵です。足湯やホットカーペット等をすることで冷えを防ぐのも効果的です。理想は、ゆっくり湯船に浸かることです。パソコンやテレビ、蛍光灯なども交感神経を緊張させる原因になりますので、就寝一時間前などは、これらを消して副交感神経を働きやすくさせてから寝るようにしましょう。
※ 当施術の効果には、個人差があります。
当院の施術の流れ
当院の自律神経失調症への施術は、鍼・骨格調整を中心とした施術となります。

1. ヒアリング
まずはその方の症状原因をしっかりと見極めるために、ヒアリングをしていきます。
2. 検査
簡単な動きの検査法をします。
3. 説明
どういった原因で症状が出ているか、説明をしていきます。
4. 鍼施術・骨格調整
ベットで行ないます。
5. 各種補助療法
原因に基づいて必要な療法を組み合わせます。とくに自律神経を整えるためには、背骨周りの緊張を緩めたり、背骨のゆがみ、頭蓋周囲の微細な動きへを調整する必要があります。そのため、筋肉をより緩める療法や、整体などの施術を組み合わせていきます。
6. 計画
今後の内容や来院ペース・回復の期間などを具体的に説明します。
7. 予約
次回の日時の予約をします。
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年末年始の営業について - 2022.07.04
夏季休暇のお知らせ - 2022.04.01
GWのお知らせ - 2021.12.01
年末年始の営業について - 2021.07.13
2021年の夏季休暇について
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定休日:木曜日・日曜日